2024 年 7月 25日 (木)
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コリアンシンフォニーに「韓国国立」の冠…なぜ必要?なぜ暗礁に乗り上げた?

KBS交響楽団のウェブサイト©news1

韓国文化体育観光省が傘下機関「コリアンシンフォニーオーケストラ」の名前に「国立」という冠をつける案を推し進めたところ、KBS交響楽団が猛烈に反発している。KBS交響楽団の前身は「国立交響楽団」。「それにふさわしい実力をつけよ」と主張している。

同省によると、「コリアンシンフォニーオーケストラ」の名称変更の必要性について、内部・外部から意見があったという。同オーケストラが文化体育観光省傘下の国立芸術団体であり、予算の75%以上が国費でまかなわれているにもかかわらず、認知度が低い。公共性をさらに強化するという側面から「国立」を含めた名称変更が提案された。

同省関係者は同オーケストラについて「公共性の強化や地位の変化が必要な時期だ。名称に“国立”というものを反映させて『国立芸術団体』としてのアイデンティティを確立しようというものだ。公共性という責務を果たすためのスタートラインだ」と位置づけている。

名称変更について、同省は追加で意見を収集し、内部で検討して決定する予定だ。最終決定が出れば、上半期に同オーケストラ理事会が開催される見通しだ。

これに反発するのがKBS交響楽団だ。同楽団がかつての「国立交響楽団」を前身としているという点から反対している。1956年に創団されたKBS交響楽団は、国立劇場が1969年から運営して以後、国立交響楽団になり、1981年にKBSに運営権が委譲された後、現在の名前となった。

同楽団は12日、報道向け資料を発表し、「特定のオーケストラに『国立』の名前を使うためには、まず『国立』の重みを考慮して、それにふさわしい実力が先行しなければならない」などと主張した。KBS交響楽団労組も今月7日、名称変更に反対する立場を明らかにしている。

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