韓国でグローバルブランド品を購入する年齢がますます低くなり、Z世代(1990年代半ば~2000年代初頭生まれ)とアルファ世代(2010年以降生まれ)が主要消費層に急浮上している。
この世代は、SNSなどオンライン活動の影響を多く受けるという特徴がある。一方、ブランド業界は数年間、オンライン販売プラットフォーム開発に力を入れており、両者がマッチングされた結果とみられる。
米経済メディアCNBCは、グローバルコンサルティング会社「ベイン&カンパニー」の2022年のグローバルブランド品市場報告書を引用して、昨年の世界のブランド品売り上げが3810億ドル(49兆5795億円)で、前年比の22%増と推算されると報じた。
最悪のインフレ(物価上昇)、米連邦準備制度(FED)の通貨緊縮など、経済環境が悪化するなかでも、グローバルブランド品の市場が大幅に成長している。その背景にはZ世代など20~30代の若い消費者がいる。
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