2024 年 4月 20日 (土)
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オタ活で稼ぐ…クリエーターとファンの同伴成長コマース (上)

マープル(MARPPLE)コーポレーション パク・ヘユン代表

Startup Story ~~ 成功のカギ

マープルコーポレーションのパク・ヘユン代表©MONEYTODAY

「BTS(防弾少年団)が成功した背景には、ARMY(BTSファンクラブ)の存在がありました。クリエーターへの結集力を作り出し、ファンダム(ファンの集い)を持続させるためには、ファンの存在が重要です。クリエーターだけでなく、ファンも一緒に成長するネットワークを作らなければなりません」

クリエーターコマースプラットフォーム「マープルショップ(MARPPLE Shop)」を運営するマープルコーポレーション。パク・ヘユン代表は、クリエーターを支持するファンとともに成長する経済共同体を作ることの重要性を強調する。

クリエーターだけが金を稼ぐだけでは「クリエーターエコノミー」を持続させるための原動力が不足する――この認識に基づくものだ。

「クリエーターとファンが収益を分かち合い、ともに成長する構造を作ってこそクリエーターエコノミーがしっかり成長できます。年内に発売予定のウェブ3.0コマースは、ブロックチェーンベースのスマートコントラクト(契約)を通じて、収益を公正に分配することになるでしょう」

パク代表はこう見通す。

©MONEYTODAY

◇91カ国に商品を配送

マープルコーポレーションは、消費者が望むデザインの商品を注文製作(POD/Print On Demand)できる「マープル」を始め、個人クリエーターがセラー(売り手)として活動し、グッズを販売する「マープルショップ」を運営している。

マープルウェブアプリを数回クリックするだけで、自分が描いたイメージやコピーをつけた衣類など、さまざまな商品を注文し、製作することができる。マープルは、注文の受け付けからデザインが、仕様通りであるかの確認と、商品の製作、配送まで、すべてのプロセスを支援する。

マープルショップは、マープルの事業モデルをクリエーターに特化させたプラットフォームだ。

マープルショップに入店したセラーのコンテンツを誰かが購入すれば、マープルが生産、CS(顧客満足度)、配送、物流、在庫管理などすべての過程を担う。それゆえ、セラーは生産インフラの構築と在庫についての心配がない。

現在、3万5000人余りのセラーがマープルショップに入店し、90万個以上の商品を販売している。米国、アジア、ヨーロッパなど91カ国に商品を配送することができ、英語、日本語など多言語サービスも提供する。

「クリエーターは商品を販売するために、わざわざショッピングモールをつくったり、製造会社を探したりする必要がありません。マープルショップを通じて、直ちに収益を上げることができるのです。クリエーターがしっかりと成長できる基礎を作ることが、われわれの1次的な目標です」

パク代表はこう強調している。

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