◇本気度、確かな約束を見極める
ところが、カカオゲームズ側の発言が問題を大きくした。
利用者側は、サポートカード「キタサンブラック」ピックアップイベントの際、金銭的被害を受けたと主張すると、カカオゲームズ側は「顧客個別の選択であり、被害とはみない」と答えた。その後、カカオゲームズ側は「表現が適切ではなかった」として謝罪した。
8時間にわたり開かれた「マラソン」懇談会は「払い戻し訴訟予告」で終わった。
利用者を代表して訴訟を準備中の「サイモン」は「ウマ娘をこれ以上したくないというユーザーに払い戻しできるか」と尋ねた。これに対してカカオゲームズ側は「今、参加している担当者では答えられない内容だ」と答えた。
これに対し「サイモン」は「今回の懇談会は成功ではなかった。払い戻しまたはリコール訴訟を希望する方々の電子メールを集め、できるだけ早い時間内に訴訟を起こす」と明らかにした。
「サイモン」は払い戻し訴訟額の規模で45億ウォン以上を予想した。
これは以前に提示した90億ウォン台の購買認証額のうち、実際の訴訟に参加する人数で計算し直した金額だ。今月18日午後3時現在、訴訟参加受付電子メールは5376件とされる。
訴訟を準備中の「サイモン」は「訴訟は最後の手段として選択したこと。勝訴や敗訴に関係なくメッセージを伝えることが目的」と話している。一報で「訴訟準備が進められても、カカオゲームズの変化した姿、信頼を回復しようとする本気度、確かな約束があれば、いつでも取り下げるつもり」とも言及しt。
19日までに電子メールで訴訟参加名簿を集め、遅くとも23日までに訴訟を申し立てる計画だ。
一方、カカオゲームズのチョ・ゲヒョン代表は18日の段階で、公式カフェを通じて2回目の謝罪文を発表している。
そこでは「懇談会内容が不十分だった点について申し訳ない。改善策を一つずつ実行していき信頼を積み重ねることができるよう最善を尽くす。もう一度機会をくださることをお願いする」と述べている。
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