2024 年 7月 27日 (土)
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ウクライナに暗号資産による寄付が殺到

3日、ウクライナ西部の駅で、涙を流しながらポーランド行きの列車を待つ女性©NEWSIS

ロシアの侵攻で被害を受けたウクライナ支援の波がクリプト(Crypto、暗号)コミュニティーにも広がった。クリプトの利用者たちは、さまざまな暗号資産(仮想通貨)を通じてウクライナのための応援を送っている。最近ではビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)はもちろん、ドージコイン(Dogecoin)といったミームコインや、NFTとしての寄付も相次いでいる。

米CNBCなどメディアや暗号資産業界関係者が6日明らかにしたところによると、ウクライナ政府と軍を支援する非政府組織(NGO)「カムバック・アライブ(Come Back Alive)」には10万2000件以上の暗号資産が寄付されたという。今回の募金には、暗号資産「ポルカドット(DOT)」の創始者であるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏の寄付金580万ドルも含まれているという。ギャビン・ウッド氏は全額をポルカドットで寄付した。

主な暗号資産ではないポルカドットの寄付も可能になったのは、ウクライナ政府が暗号資産による支援方法を大幅に拡大したためだ。ウクライナは当初、コインを通じた寄付では、主要暗号通貨であるビットコインとイーサリアムだけを受けてきた。しかし、暗号資産寄付が予想より増加したことを受け、ドージコインなど他の暗号資産を通じた寄付も受け始めたという。

ウクライナのフョードロフ副首相は3日、自身のツイッターで「暗号資産の寄付が殺到している」と述べている。

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