2024 年 5月 24日 (金)
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ウォン安ドル高が直撃「TOEFL試験31万ウォン、手が震える」

26日、ソウル市中区のハナ銀行ディーリングルーム©MONEYTODAY

連日のウォン安ドル高により、海外居住者だけでなく、韓国国内で多くの人が悲鳴を上げている。ドルに対するウォン相場が2009年の金融危機以来初めて1400ウォン台を突破。ドル高が維持され、留学を準備する学生や外国での居住者らは「生活費や学費負担が増えた」と戸惑っている。

サウジアラビア東部アルコバールで7年間駐在員として勤務しているパクさん(34)はウォン高ドル安を切実に感じている。最近転職した会社では、ウォンで給与を受け取っている。「新しい勤務地の発令を受け、車を新たに購入しなければならない。大きな出費があるのに、ウォン安ドル高の状況では、それがさらに深刻になる」。こう吐露した。

交換留学の準備をする大学生のユンさん(22)は最近、語学資格試験のTOEFLを決済する際、手が震えた。昨年9月基準で25万7000ウォン台だったTOEFL受験料が31万ウォンになっていた。受験料はウォンではなくドルで支払う必要があり、ウォン安ドル高が進んだため、負担が大きくなったわけだ。「私の行きたい学校はTOEFL成績を要求しており、無条件に試験を受けなければならない。でも30万ウォンを越える金額を一度に決済するのは負担が大きい」。ユンさんはこう漏らす。

韓国国内でも輸入品価格が高騰し、財布の軽さを体感する。ソウル市麻浦区(マポグ)でカフェを経営しているファンさん(32)は最近、コーヒーの価格を引き上げるべきか悩んでいる。「カフェのコーヒー豆はほとんど輸入だが、最近の為替レート上昇で輸入原価負担が7~10%ほど高くなった。大規模に輸入して使うフランチャイズ店とは異なり、各店主が好みに合うようにコーヒー豆を選んでいる小さなカフェはさらに打撃が大きいだろう」。ファンさんはこう肩を落とす。

来年結婚を控えた会社員のチョンさんは、輸入ダイヤモンドの指輪を仕立てようとしたが、そのメドが立たない。「6月に結婚指輪を合わせに行ったが、為替レートがあまりにも上がって少し待った方が良い、ということで、そのまま帰ってきた。ところが今は為替レートが過去にないぐらい急騰している。このままでは来年6月の結婚までに、指輪を準備できなくなるかもしれない」。チョンさんは不安が先立っている。

職業上、海外滞在の多い航空会社の乗務員らの苦情も大きい。最近、乗務員の間で人気勤務地は日本と東南アジアだ。

航空会社乗務員(27)は「円安で日本飛行が人気だ。でも米州飛行となると、出費が不安だ。以前は免税店を利用して物を安く購買する面白さがあったが、為替レートが上がり、それができずにいる」と話した。

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