2024 年 6月 15日 (土)
ホーム経済流通なぜか薬が消える韓国の薬局…酔い止め・便秘・血圧の薬「ありません」 (上)

なぜか薬が消える韓国の薬局…酔い止め・便秘・血圧の薬「ありません」 (上)

先月31日、ソウルのある薬局に陳列された酔い止めの薬(c)NEWSIS

韓国で昨年の風邪薬の品薄現象に続き、酔い止め薬、便秘薬、血圧薬などさまざまな医薬品の需給が滞っている。酔い止めでは、ノボミンシロップ▽ソボミンシロップ▽ハッピートリップ液▽イージーロング液▽トスロング液――などが品薄で、便秘薬のマグミルも入手困難だ。昨年から需給が不安定だった高血圧治療剤のノルバスク錠や現代テノーミン錠も供給が円滑ではなく、薬剤師らが嘆いている。

需給不安の原因は医薬品ごとに異なる。マグミルは昨年8月、原料を納品していた日本メーカーの生産ラインに問題が生じ、供給が遅れたことを機に需給が不安定になったとメーカー「サンナム製薬」は説明する。新たにイスラエルの会社に原料を求めて生産を再開したが、薬を確保しておこうとする消費者心理で注文量が増え、ついていけなくなったという。

サンナム製薬の関係者は「当初、マグミルの月出荷数量は4万~5万本(1本当たり1000錠)水準だったが、先月の出荷量は6万7000本に達する。現在滞っている数量だけで9万本に上る。中国の原料会社の確保も進めている」と話した。

酔い止め薬は新型コロナウイルス感染が沈静化し、旅行客の需要が急増した影響だと関係者は見ている。

あるメーカーの関係者は「薬局で希望する数量が従来の2~3倍に跳ね上がった。需要の増加もあるが、一部のメーカーが一定以上生産しなくなり、他に偏った影響だ」と話した。

(c)NEWSIS

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