2024 年 6月 23日 (日)
ホーム経済流通なぜか薬が消える韓国の薬局…酔い止め・便秘・血圧の薬「ありません」 (下)

なぜか薬が消える韓国の薬局…酔い止め・便秘・血圧の薬「ありません」 (下)

先月31日、ソウルのある薬局に陳列された酔い止めの薬(c)NEWSIS

ロシアによるウクライナ侵攻に加え、昨年2カ月以上続いた中国・上海の新型コロナ対策の都市封鎖の影響も大きい。

医薬品を作る時にはトウモロコシデンプンを多く使うが、最大輸出国であるウクライナでの戦争で十分供給されなくなった。また、中国は韓国内製薬企業にとって最大の原料医薬品輸入国だ。

韓国政府も対応に乗り出している。

食品医薬品安全処は最近、便秘薬のメーカーに生産拡大を要請した。保健福祉省は、製薬会社が原料需給難の原因の一つに低価格の薬価を挙げていることを受け、便秘薬の保険薬価の引き上げを検討する方針だ。

一方、現場の薬剤師らは、より根本的な対策が必要だと主張している。

京畿道(キョンギド)光明(クァンミョン)市の薬剤師は次のように訴える。

「新型コロナ感染の拡大以後、医薬品供給量が需要量に追いつけず新たな品薄現象が続いている。戦争で世界的に流通網が寸断され、工場稼働率が低くなったことも原因だ。政府は需給モニタリングに集中するだけでなく、流通に介入すべきだ」

大韓薬剤師会の関係者は「大型薬局は薬をたくさん調達できるが、町中の薬局にはできない。まず品切れに対する定義と基準を立案し、それに相応する対策を用意しなければならない」と強調した。

(c)NEWSIS

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