2024 年 6月 19日 (水)
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これがK防疫?…その場しのぎに現場が疲弊

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「また新型コロナが来たら絶対に耐えられないと思う」。新型コロナウイルス感染のパンデミック期間中、第一線の医療現場で上がった叫びだ。韓国の病院に勤務する医療スタッフはもちろん、保健所、生活治療センターなどの公務員らは人材と資源不足を訴えた。

「いまは医療スタッフの犠牲で何とか持ちこたえている。だが、それができるのも今回の流行が最後だろう」。公務員たちはこう懸念する。

必ずしも、根本的な医療システムの再整備を求めているわけではない。「その場しのぎ」の政策では新型コロナ再流行や新たな感染症の流行に備えることができないという指摘だ。新型コロナ患者のケアをする医療スタッフは、一様に現場と政策の乖離を問題視している。

政府の発表とは異なり、防疫用品の供給が不足する例が相次いだ。新型コロナ感染に対する医療スタッフの隔離指針や、感染者の隔離方法なども後から知らされ、混乱をきたした、とも伝えられる。

ソウルのある総合病院に勤務する看護師はこう証言する。

「病院の指針によると、感染者が出れば、病棟に勤務する医療スタッフ全員が防護服を着る必要がある。だが、政府支援の防疫用品が間に合わず、仕方なくマスクだけ着用して患者のケアをした例も多かった。その結果、同じ病棟に勤務する看護師が次々に新型コロナに感染し、人材不足が深刻化していた」

政府が集計した新型コロナ患者数が、実際より少なかったという指摘もある。集中治療室の病床に隔離された患者だけが重症者と集計されるため、隔離期間が過ぎた重症者は集計に含まれなかったというのだ。

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