2024 年 12月 9日 (月)
ホームライフスタイル「NOセール」グッチ、テレビショッピングで20%割引? 韓国の「ブランド族」が殺到(上)

「NOセール」グッチ、テレビショッピングで20%割引? 韓国の「ブランド族」が殺到(上)

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「NOセール」政策を厳守しているイタリア高級ブランド「グッチ(GUCCI)」がホームショッピングで公式モールの純正品を事実上、割引販売したことで、ブランド族らによるグッチ“ショッピング大乱”が発生した。

流通業界によると、韓国の小売り大手GSリテールは今月17~23日、GSショップで「ブランド大祭典」を開催し、グッチ、プラダ、トリーバーチなどのブランド品に限り、最大10万ウォンの割引が適用されるクーポンを配布した。これにクレジットカードの割引を加えると新韓カード10%、国民カード5%など追加割引が受けられ、事実上10~20%の割引が可能になる。

GSショップだけでなく、ロッテオン、SSGドットコム、ネイバーショッピングなど、多数のオンラインモールでは時々、並行輸入のブランド品の割引クーポンを提供している。しかし今回のGSショップの祭典では、GSショップに「Shop in Shop」の形で入店したグッチコリアの「グッチ公式オンラインモール」が含まれ、「ショッピング大乱」を招いた。

韓国国内のブランド品業界ではエルメス、シャネル、ルイ・ヴィトン、グッチなど大半のブランド品は公式的に「NOセール」政策を維持している。こうした状況で「グッチコリアが公式的に流通する正規品を15~20%割引価格で買えるようにした」というニュースが飛び出し、今月21~23日にはブランド品消費者がGSショップに駆けつけて、先を争ってグッチを注文した。

ネイバーのブランドカフェ「ルイクラブ(LOUIS CLUB)」などには、グッチの購入を認証する写真が数十件も掲載されている。偽物を巡る議論が付きまとう並行輸入の流通ルートとは異なり、公式オンラインモールの純正品は100%正規品として保障され、世界のどこでもアフターサービスを受けることができる。

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