韓国の人気グループ「BTS(防弾少年団)」のJIN(ジン)の軍入隊でBTSのグループ活動が中断したのを受け、「BTS空白期」における韓流女性グループの争いが2023年、激しさを増しそうだ。
K-POP市場では昨年、「aespa(エスパ)」(2020年デビュー)と「IVE(アイヴ)」(2021年デビュー)が幅広い人気を得たのに加え、「Kep1er(ケプラー)」(2022年1月デビュー)、「NMIXX(エンミックス)」(2022年2月デビュー)、「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」(2022年5月デビュー)、「NewJeans(ニュージーンズ)」(2022年7月デビュー)など、いずれもガールズグループがブームを巻き起こした。
所属事務所でみれば、Kep1erはCJエンターテインメント(CJENM)▽NMIXXはJYPエンターテインメント▽LE SSERAFIMはHYBE(ハイブ)傘下SOURCE MUSIC▽NewJeansはHYBE傘下ADOR――となっている。
韓国ではHYBEやJYPにYGエンターテインメントとSMエンターテインメントを加えて「4大芸能事務所」と位置づけられる。
18日の韓国総合株価指数(KOSPI)市場で、HYBEは17日比2000ウォン(1.13%)上がった17万9000ウォンで取引を終えた。韓国新興のコスダック市場でYGも前日比1550ウォン(3.22%)値上がりした4万9650ウォンで取引を終えた。JYPも1.41%、SMも0.95%、それぞれ上昇した。
BTSのグループ活動中断で昨年上半期に急落したHYBEは、NewJeansの成長に支えられ、3カ月で48.5%急騰した。同期間、JYPは14.08%▽YGは9.2%▽SMは7.1%――それぞれ上昇した。
KB証券のイ・ソンファ研究員は「2023年にはYGで新人ガールズグループがデビューし、HYBEとJYPでもグローバルオーディションを通じたガールズグループデビューがあるだろう。激しい競争が予想される」と展望している。
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