2024 年 2月 28日 (水)
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「3000ウォンでドローン配送注文」…韓国・都心初の商用化

配送のためドローンを飛ばす様子(写真=TIE)

商品を注文すればドローンで配達する有料サービスが韓国の都心部で始まった。河川公園のように陸路の移動が面倒な地域において、配達サービスの利便性を高める手段として大きな期待が寄せられている。

自律飛行と次世代モビリティ分野の技術を開発する韓国のロボティクス企業「ディスイズエンジニアリング(This Is Engineering、TIE)」は1日から京畿道城南市の2カ所で、有料ドローン配送サービス「シフトゼロラボ(SHIFT ZEROLAP)」をスタートさせた。京畿道城南市九美洞の水遊び場と炭川臨時水遊び場で、まずサービスを提供する。

炭川公園の水遊び場は、周辺にある飲食店やコンビニなどを利用するためには約700~800mほど歩いて移動しなければならない。炭川を挟んでいるため配達には不便だった。

ドローン配送はこうした不便を解消するのに大きく役立ちそうだ。

TIEドローン配送出発地点(c)KOREA WAVE

配送方式は簡単だ。指定された場所で顧客が商品を注文すれば、加盟店の近隣に用意されたドローン出発地で物品が積まれる。出発地は城南市の住宅展示館一帯に設けられ、ここから顧客がいるところまでドローンを飛ばして配達する。

ドローンは自律飛行で商品を配達する。配送完了まで約5分。利用料は1件当たり3000ウォン(約330円)だ。配達物品の重さは3kgに制限した。

今回の配送事業はTIE、JYSYSTEM、BEYLESS、世宗サイバー大学、INOSKY、BGFリテールなどが共同で参加した。事業性と安全性確保のためにドローン識別装置を装着し、安全な配送経路を構築した。

特にドローンが炭川に沿って飛行する時、人や自動車が通らない経路に設計した。橋梁などを通る場合、装着されたセンサーで交通状況を把握し、車両のない空間への飛行を誘導する。

TIEはまず、8月末まで水遊び場で先にサービスを展開した後、9月からは炭川芝生公園などに拡張して運営する。

シン・サンジン城南市長が1日午前、九美洞の水遊び場でドローン配送サービスでコーヒーを注文した(写真=城南市)(c)KOREA WAVE

シン・サンジン城南市長も同日午前、九美洞の水遊び場を訪れ、市民が見守る中、コーヒーを注文し、注文商品が投下されるプロセスを見守った。

シン市長は「ドローン配送サービスで商品を注文し、受け取ってみるとドローン配送時代を実感することができた。ドローン実証都市構築事業に3年連続選定された都市にふさわしく、城南市民は誰もが日常生活の中で、4次産業技術を体験できるようになった」と話している。

TIEのホン・ユジョン代表は「今回の事業は、韓国で初めて進める有料ドローン配送サービス。今回の実証事業以外にも、物流やリテール、F&B分野でドローン配送を導入すべくパートナーシップを拡大している」と伝えている。

(c)KOREA WAVE

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