2025 年 4月 24日 (木)
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「2週間1300万ウォン」韓国のセレブ向き「産後ケア施設」体験記…毎日の胸マッサージにスパ級サービスも

YouTubeチャンネル「Dudley」(c)news1

登録者約98万人を有する韓国のYouTuber「Dudley」が、出産を終えた妻のために利用した2週間1300万ウォン(約145万円)の産後ケア施設のリアルな体験談を公開し、注目を集めている。

主に高級グルメやホテルステイなどの動画を投稿しているDudleyは、今月2日に「2週間で1300万ウォンする産後ケア施設でできることとは?」というタイトルの動画を公開した。本人の自費による利用で、広告や協賛ではないと強調している。

Dudley夫妻が利用したのは、ソウル市龍山区に位置する「トリニティ産後ケアセンター」のVIPルーム。2週間の滞在で1300万ウォンという高額なコースだ。

YouTubeチャンネル「Dudley」(c)news1

動画によると、産後の母親には1日3回の食事と3回の間食が提供される。午前8時、正午、午後5時30分の時間帯に韓食中心の食事が出され、その合間には果物やスープ、ケーキなどの間食が提供される。「飼育されている気分」とDudleyが冗談交じりに表現するほど充実していたという。

保護者(夫)は同じ建物内にあるホテルのビュッフェで朝食を毎日取ることができるが、昼食と夕食の提供はなく、ルームサービスやデリバリーを利用する必要がある。妻と同じ食事を取るには1食4万ウォンが必要で、「簡単ではなかった」としつつ、妻の食事や配達食を分けて食べたという。

産後ケアサービスとしては、1回60分のマッサージが3回、フェイシャルスキンケアが1回、シャンプーサービスが1回提供され、胸のマッサージは毎日1回無料で受けられる。また、産後の母親は病院への外出を除いて施設外への外出は不可だが、保護者は出入りが自由だ。

宿泊した部屋はビルの39階に位置し、電動ベッド(モーションベッド)をはじめ、マッサージチェアや座浴器などが完備されている。洗濯物は毎日午前に施設スタッフが回収し、午後に返却される。ただし保護者の洗濯物は室内の洗濯機を使う必要がある。

YouTubeチャンネル「Dudley」(c)news1

新生児室では、スタッフ1人が2人の赤ちゃんを担当しており、より細かいケアが可能だという。赤ちゃんは午前と午後に1回ずつ、母親の部屋で90分間の「母子同室」時間を持ち、スマートフォンのアプリを通じて赤ちゃんの様子をリアルタイムで確認できる。

新生児室の隣には、出産直後の赤ちゃんを撮影する「ニューボーンフォト」専用の部屋もあり、費用は35万ウォン。

また、週に2回、小児科医が回診し、母親は赤ちゃんに関する相談が可能だ。母乳育児や沐浴などの教育プログラムも用意されている。保護者は、ホテル内のプールやジム、サウナを1日1回利用できる。

Dudleyは「スタッフの方々がとても親切で、心地よく過ごすことができた」としながらも、「この価格を考えると完全に気楽だったわけではないが、本格的な育児が始まる前に良い時間を過ごせた」と体験を締めくくった。

(c)news1

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