2024 年 12月 27日 (金)
ホーム政治「1万人以上の祭り」集中点検…50万大都市の密集時は警報

「1万人以上の祭り」集中点検…50万大都市の密集時は警報

3日午前、政府ソウル庁舎で開かれた梨泰院事故中央災難安全対策本部会議でハン・ドクス(韓悳洙)首相の冒頭発言を聞くイ・サンミン(李祥敏)行政安全相©news1

韓国政府が1時間につき1万人以上集まる可能性がある大規模祭りに対して「安全管理合同点検」を実施する。地下鉄駅など多重密集による事故が憂慮される場合、事前警報などを通じて案内し、通信会社と協業して人口密集度を分析し活用する策も検討する。

政府は3日、ハン・ドクス(韓悳洙)首相とイ・サンミン(李祥敏)行政安全相がそれぞれ主宰する「中央災難安全対策本部会議」と「多重密集安全予防関係長官会議」を相次いで開き、こうした内容が盛り込まれた「梨泰院惨事後続対策」を出した。

この日の中央災難安全対策本部会議で、ハン首相は「最大収容人員と終了時の分散対策などを集中点検し安全事故に徹底的に備える。政府は今回の事故を契機に科学的分析に基づいた群衆管理策などを含む国家安全システム革新方案を用意していくことにした。実際の現場で国民の生命と安全を守れる安全管理システムが構築されるよう全ての努力を尽くす」と強調した。

政府は特に「多重密集安全予防関係閣僚会議」での議論に基づき、特別・広域市と50万以上の大都市を中心に地下鉄駅舎などに多重密集による事故が憂慮される際、事前に警報を出し、地下鉄の乗り換え駅などに対する密集時間帯予防活動を推進することにした。また、大規模密集行事に対する官民協力システム構築などを地方自治体が関連機関と協力して直ちに検討し、施行するよう案内する方針だ。

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