
韓国の首都圏を中心に大量発生している虫「ラブバグ」に対し、ユーチューバーがその昆虫を料理して食べるという異色の試みに臨み、話題を呼んでいる。
登録者156万人のYouTubeチャンネル「ハンターファン」は、7月3日「ラブバグを駆除して食べてみよう」というタイトルの動画を公開。普段から外来生物を捕獲して食べるコンテンツを投稿しており、これまでにもさまざまな調理をしてきた。
この日の動画でハンターファンは、ラブバグの大量発生が報告された仁川・桂陽山を訪れ、ベンチや木、岩などに密集するラブバグとその死骸の様子を紹介。「遅れて来たのにこれほどいるとは」と驚きつつ、約2000匹を採取して持ち帰った。
まずはオリーブオイルで炒め、塩と胡椒で味付けしたラブバグの炒め料理を試食。「虫の匂いはしない」と説明し、「香ばしいが特有の匂いがある。苦味も感じるが、吐き気を我慢すれば食べられる程度」としながらも、実際にはえづく様子を見せた。
続いて蒸し器で加熱したものも試食。「味付けしていないので本来の味がわかる。炒め料理より木の香りが強い。紙を噛んでいるようで、目を閉じて食べると漢方のような苦味がある」と評した。
最後はチヂミにして調理。「香ばしいが、炒めや蒸し料理の方が良い。最初はナムル(和え物)のようだが、噛むほどに奇妙な香りがしてチヂミとは合わない」と述べた。
この動画は公開から16時間後の7月4日午後3時時点で約37万回以上の再生数を記録した。
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