韓国で食べる化粧品「インナービューティー」市場が急速に成長している。夏休みシーズンを控えてダイエットに対する関心が高まり、健康なライフスタイルを目指す20～30代を中心にインナービューティー商品の購入が大きく増えているのだ。
インナービューティーは内面（inner）と美しさ（beauty）の合成語で、摂取を通じて体の中から健康で美しくあることを意味する。
ヘルス&ビューティーストア「オリーブヤング」で、7月26日までのインナービューティー製品群の売り上げは前年同期比80％急増した。
オリーブヤングは次世代の成長エンジンにインナービューティーを挙げている。健康も楽しく管理しようという「ヘルシープレジャー」ブームが起き、関連市場が急速に成長しているからだ。
オリーブヤングでは▽食べながら肌の健康を保てるコラーゲン、ヒアルロン酸▽体脂肪管理のためのスリミング製品▽酵素、車前子（しゃぜんし）など体内機能を助ける製品▽たんぱく質シェイク――などを販売している。
会社関係者は「インナービューティー製品を探す顧客が増え、多様な要求に合うよう原料、効能、製剤など差別化された製品群をより一層拡大していく」と明らかにした。
アモーレパシフィックも体脂肪管理健康機能食品「メタグリーン」のオンライン売り上げが今年1～4月は前年同期比34.2％伸びた。
2010年発売の低分子液状コラーゲン製品「スーパーコラーゲン」は累積販売2億本を超え、今年1～6月のカカオトークプレゼント販売量は昨年同期比27％増えた。
新韓投資証券リサーチセンターによると、2019年に7000億ウォン（1ウォン=約0.1円）台だった韓国インナービューティー市場は2025年には2兆ウォンに達する見通しだ。
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