日本人の友達との付き合い方を紹介したり、付き合う過程で発生する悩みの相談に乗ったりする――こんなユーチューブコンテンツが韓国で注目を集めている。韓国人男性と4年間交際しているという日本人のミルカさんが運営する「ミルカTV」だ。登録者は約3万2500人に達する。
ミルカさんは2021年6月25日、「日本文化、韓国文化について紹介しようと考えている」とユーチューブ活動を始めた。その後、日本料理・菓子の紹介▽簡単な日本料理▽よく使う日本語表現▽交際相手とのデート――などをコンテンツとして扱った。モデルの経歴を生かしてダイエットの方法を扱った映像もあった。
その中でも人気を集めたのは、日本女性について紹介するコンテンツで、多くのチャンネル登録者が知りたがる質問に答える方式だ。
ミルカさんはすべての映像で「個人的な意見として参考にしてほしい」と、私見であることを表明しつつ「自分の経験」「韓国に関心がある友人と、関心がない友人の意見」「SNS情報」など、自身の調査をもとにコンテンツを制作している。
話題になっているのは、今年3月にアップされた「それでも日本人女性が好き」という映像。日本人女性について▽韓国人男性をどう思うか▽日本のフランチャイズレストランに行くのが嫌いか▽1人で別れを決心する方なのか――などに関する話題を扱った。
一例として、ミルカさん「韓国人男性に対する質問の答えは本当に簡単。一般的に『ハンサムで優しい』というイメージを持っているようだが、韓国人だからといって無条件に好きになるのは間違い」と答えた。
また別の質問には「韓国の男性は日本の女性を過大に評価している。逆に日本の女性は韓国の男性を過大評価している」「韓国も日本も同じ」「人それぞれだ」など単刀直入な回答を出した。このようなストレートな話術がミルカTVの特徴の一つだ。
実際に日韓国際カップルの悩みを扱った映像でも、ミルカさんは「文化の違いなので、互いに理解し、心を合わせていくしかないと思う」と何度も発言した。
経験談をもとに韓国人と日本人の特性に言及したり、自分の生き方が他の日本人と違うという点を語ることもあった。
「『先に言葉を切り出したら負けるような気がする』という感覚は、日本人にしかないかもしれない」
「韓国人と付き合ってから日本人と付き合うと、恋人というより友達だと思うようになる」
「韓国の人は愛情表現を当たり前に思うが、日本では愛情表現をしたり家族の話をしたりすると、マザコンではないかという拒否感があるようだ」
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