海外への空路が広がると、韓国旅行各社で海外ゴルフ旅行客誘致競争が始まった。新型コロナウイルス感染で海外旅行の代わりに増えた国内ゴルフ族が今、海外に目を向け始めたためだ。
主要旅行会社はゴルフ専担チームを開設・拡充し始めた。
キョウォンツアーの「旅行イージー」は昨年7月、ゴルフ専担チームを新設し、関連商品を準備してきた。「黄色い風船」は新型コロナ以後、パートに縮小して運営してきたゴルフ専担チームを再開設し、専担人材を補充する。
ハナツアー関係者は「新型コロナの間、海外ゴルフはハネムーン（新婚旅行）とあわせて、他の旅行需要より回復が速い。直ちに需要が大きくなるわけではないが、潜在力を持った市場だ」とみている。
韓国レジャー産業研究所が発表した2021年の国内ゴルフ人口は564万人で、2019年470万人より20％も増えた。このうちMZ世代ゴルフ族は前年比35％増の115万人。
「新型コロナ特需」を享受した国内ゴルフ場の営業実績が史上最大値を記録した。259の会員制・大衆ゴルフ場の2021年の売上高営業利益率（済州道を除く）は31.8％で、2019年より9.3ポイント上昇し、史上最高値を記録した。
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