韓国で今年上半期の「降水的中率」が平均0.69にとどまり、昨年より下落したことがわかった。
降水適中率「雨が降るという予報が当たった比率」を指し、3時間前の予報を基準にしている。例えば午後3時の「午後7時ごろに雨が降る」という予報が当たれば降水的中率がアップするわけだ。
気象庁などによると、今年1~6月の各月の降水的中率は0.63~0.75。2018年4月に最高0.83を記録したが、最近は低落傾向にあり、今年上半期は昨年上半期の平均(0.72)より0.03低かった。
こうした傾向は気候変動の影響が大きい。二酸化炭素の増加など大気の質の変化と海面温度の上昇は前例のない集中豪雨とゲリラ豪雨を呼び、降雨時期の予測を難しくした。
過去に類似の事例がないためスーパーコンピューターをもってしても予測は難しいという。
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