2024 年 7月 13日 (土)
ホーム政治・社会・経済「金」の価値になった「大根」半値で売るも…農場主が笑う理由

「金」の価値になった「大根」半値で売るも…農場主が笑う理由

今月6日、江原道平昌郡珍富面にある農家で大根を収穫する従業員(写真提供=ホームプラス)©MONEYTODAY

韓国で今年、台風被害によりキムジャン(晩秋から初冬にかけてキムチを漬けこむ作業)の材料である大根と白菜の価格が「金」価格になってしまった。そこに“救援投手”が登場した。収穫過程で捨てられる別名「B級」商品を安い価格で販売するホームプラスの「マッナニ(おいしい)」大根がその主人公だ。

今月6日正午ごろ、江原道平昌郡珍富面の「チェ・インギュ農家」では、従業員数十人が慌ただしく大根を収穫していた。2000坪規模の農地で60トンに達する大根を収穫するためには、迅速な作業が欠かせないからだ。

チェ・インギュ農家は種まき時の間隔を20~22センチ(一般栽培25~30センチ)に減らす別名「密植栽培法」を利用するところだ。茎当たりの間隔が減るため、面積を効率的に活用することができ、生産量を最大7%ほど増やすことができる。特に、チェ・インギュ農家は大根畑にジャガイモを一緒に植える同時栽培方式を通じて、高冷地では簡単にできない二毛作も成功させた。

このようなすべての過程は、ホームプラスと契約した農業会社法人「ブグァン農産流通」の体系的な管理の下で進められた。ブグァンは全国300余り、60万坪に達する農家を管理する巨大農業法人だ。ホームプラスは2013年からブグァンと契約し、9年間約7000トンに達する大根の納品を受けている。

ブグァンのキム・ピルゴン代表は「大根を密食栽培すれば農家所得が増加し、ホームプラスも安定的な供給を受けることができる。以前は『うまく育たなかったもの』はすべて捨てられていたのに、今は『マッナニ』商品として100%活用できるようになった」と話した。

ホームプラスで一般の大根として販売予定の大根(左)商品と、「マッナニ」大根として販売予定の大根(右)商品。外見上は大差ない©MONEYTODAY

ホームプラスで7月から販売し始めた「マッナニ」大根は、市中で販売する商品より大きさが小さかったり形があまりきれいでない大根を半分の価格で販売する企画商品だ。市中で販売される大根と大きさ、形以外には特に差がない商品だが、以前までは収穫段階ですべて廃棄してきた。このような大根を活用して「コスパ」商品として販売したのがまさに「マッナニ」だ。

もちろん「マッナニ」大根の選別基準も厳格だ。形が一般商品と少しでも違う場合は「マッナニ大根」としても販売しない。

実際、この日ボックス包装を終えた大根の中でホームプラス正常納品大根と「マッナニ」大根は外形上差を見せなかった。大きさが正常品の大根より20~30%ほど小さかったが、品質自体には問題がなかった。「マッナニ」大根の基準を満たすことができず捨てられた大根でも、市中で販売できそうな品質を示していた。

©MONEYTODAY

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