2024 年 11月 13日 (水)
ホーム社会「通行人の視線が怖い」…韓国で女性従業員を狙った犯罪続出、高まる不安

「通行人の視線が怖い」…韓国で女性従業員を狙った犯罪続出、高まる不安

(c)news1

韓国で最近、女性が1人で働く店を狙った犯罪が相次ぎ、安全に対する懸念が高まっている。

今月6日、食堂の女性経営者に「ズボンのファスナーを開けてるからいつでも来い」と言って抱きつこうとした60代の男性が強制わいせつの疑いで逮捕された。7月には仁川(インチョン)のカフェで70代男性が女性経営者に抱きつき警察に立件された。

ソウル市江北区(カンブクク)のコンビニでアルバイトをしている女性は、業務時間になると緊張すると明かした。勤務の度にコーヒーやスナックを手渡して10~20分間話し込んだり、じっと見つめたりする客がいるからだ。

女性は「自分の店ではないのでやめてくれ、とも言えない」と不安を訴えた。

ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポク)でカフェを経営する30代女性は店の外から見えにくいようガラスドアに遮断フィルムを貼った。事件が相次ぎ「万が一の危険に備えるため」だという。

自営業者が集まるオンラインコミュニティやSNSでも「護身用品をカウンターの下に置いている」「夜遅い時間の注文はドアを閉め、配達員の顔を確認してから開ける」など懸念の声があふれている。

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