ソウルでオープンイノベーション(開放型革新)に関する成果発表会がこのほど、同市麻浦(マポ)区の「ソウル創業ハブ」で開かれた。
注目されたのが、飲酒運転を食い止める技術。分光学ベースのIoT(モノのインターネット)ソリューションを開発する「PiQuant」が、メルセデスベンツとともに開発した。
飛沫に加え、指の接触だけで血中アルコール濃度を測定する手法を開発。お酒を飲んだ人が指で始動ボタンを押す時、エンジンがかからないようにしたり自動運転モードに変換したりする方式で、飲酒運転を事前に防止することができるという。
バイデン米大統領は昨年、2026年から自動車に飲酒運転の感知技術を搭載する法案を発表しており、この分野の技術に対する関心が高まると予想されている。
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