2024 年 5月 22日 (水)
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「空室・賃貸」だらけ…雑踏事故4カ月のソウル・梨泰院

8日午後、ソウル市龍山区(ヨンサング)梨泰院(イテウォン)駅一帯の様子(c)news1

昨年10月29日に起きたソウル・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故から4カ月余りが過ぎた。記者が最近、現場を訪れた際、一帯は閑散としており、惨事の日のまま時間が止まったかのよう。事故前は人でごった返していた梨泰院地下鉄駅周辺もうそのように静まりかえっていた。

商店街のあちこちには「賃貸」「空室」の紙が張り出されている。営業中の食堂も客は少ない。店員たちは商店の前に出て客引きをしていたが、歩いている人自体が少なく、どうしようもないようだった。

ソウル市によると、梨泰院1洞地域の今年2月第4週の状況は、クレジットカードによる売上高は事故発生直前の昨年10月第4週に比べて57.1%、流動人口は29%減少した。

市は「梨泰院地域日常回復対策」を本格的に推進することにした。今月から「梨泰院のための小さな音楽会」「希望通り公演」など、追慕と慰労をテーマに文化行事を開き、梨泰院に人を呼び込む考えだ。4月から10月までは300億ウォン(約30億9000万円)規模の商品券を発行するなど各種補助金を支給して梨泰院商圏の活性化を図る。

新型コロナウイルス感染が拡大する直前に現場近くで居酒屋を開いたという経営者は「コロナさえ耐えれば何とか息がつけると思ったが、事故で相当な打撃を受けている。ただ支援金も文化行事も今を耐えるのに大きく役立つだろう」と歓迎した。

一方、より根本的な解決策が必要だという声もある。梨泰院で40年前から衣料販売をしているというチョン・ヒョングォンさん(55)は「人が減り、店が閉じられ、訪れる人がまた減るという悪循環が続いている。賃貸料支援などで商圏を維持することが重要だ」と訴えた。

ソウル市は「梨泰院日常回復支援タスクフォース」を設置し、梨泰院地域が早く日常を回復できるよう支援する。

(c)news1

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