2026 年 2月 19日 (木)
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「生理用品の引き下げを」…韓国大統領の一言で動いたメーカーの本気度

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領(c)MONEYTODAY

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領が生理用品価格の引き下げに言及し、無償供給案の検討まで指示した。これを受け、国内の大手生理用品メーカー3社が相次いで中低価格帯ナプキンの発売計画を明らかにした。ユハンキンバリーやLGユニ・チャームをはじめとする価格引き下げの動きが、市場全体の価格引き下げ・安定化につながるのか注目されている。

ユハンキンバリーは既存の中低価格ナプキンのオンライン・オフライン販売網を拡大するとともに、新たな中低価格製品を発売する方針を明らかにした。現在同社は「良い感じピュア」「良い感じコテックス・オーバーナイト」など計3種類の中低価格ラインを展開しているが、これに「良い感じ」ブランドのスーパーロング・オーバーナイト型新製品を追加し、選択肢を4種類に増やす計画だ。

LGユニ・チャームも、基本型ナプキンをリニューアルした中低価格の新製品発売に向けた手続きに着手した。現在、食品医薬品安全処(MFDS)に品目変更の届出などを進めており、3月中旬ごろにはすべての手続きが完了する見通しだ。クリーンナラも、今年上半期中に機能と品質を備えた中低価格ナプキンの発売を検討している。

新製品の価格は、各社の主力製品のおよそ半額に設定される可能性が高い。LGユニ・チャーム関係者は「新たに発売する中低価格ナプキンは、現在の主力製品である『ソフィ』の価格の半分程度になる」と説明した。価格比較サイト「ダナワ(Danawa)」によると、「ソフィボディフィットブロック(普通用)」の最安値は1枚163ウォンであることから、新製品は100ウォン未満に設定される見込みだ。ユハンキンバリー側は「正確な価格は未定だが、中低価格という趣旨に沿って開発する」と述べた。

一方で、「半額=品質低下」への懸念も出ている。業界関係者は「ナプキンの原価の中核はパッド部分だ」とした上で、「医薬品安全処の審査を経て発売される製品である以上、安全性に問題はないが、価格を合わせるためには既存のプレミアム製品より安価な原材料を使用せざるを得ない構造だ」と話す。

政府の圧力に頼った「腕をねじるような」値下げではなく、構造的要因を点検する市場調査など、根本的な対策が先行すべきだとの指摘もある。業界では、イ・ジェミョン大統領が「韓国製品は海外製品より約39%高い」と指摘する根拠として示した報告書について、客観性に欠けるとの批判が出ている。同報告書では、海外製品はオンライン最安値のみを、国内製品はオンライン・オフライン価格を合算して比較しており、国内製品が割高に見える歪みが生じたという。

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