
韓国のサイバー犯罪データ分析企業「COONTEC」がSNSの掲示物の収集・分析を通じてオンライン犯罪を追跡できるモニタリングプラットフォーム「Cyber Hawk Eye」を発売した。
韓国の警察や関連業界によると、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の盆唐(ブンダン)ソヒョン駅で発生した通り魔事件以降、犯行対象を特定しない無差別犯罪が横行している。SNSに犯行を予告するような書き込みも少なくない。
Cyber Hawk Eyeはツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、インスタグラムなどSNSのほか、ダークウェブなどの書き込みのキーワードをリアルタイムでモニタリングし情報を収集・分析する。
アカウント運営者・掲示者と関連した詳細情報、関連人物との組織図を分析することもでき、SNSに対する深層的な探索・追跡、マッピング・リンク分析、データ視覚化を通じて犯罪予告に関連のある人物などを迅速に割り出す。
COONTEC関係者は「犯罪捜査官が簡単に使えるようハングル化機能を含め計20カ国以上の多国籍言語分析と翻訳機能を搭載している」と話した。
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