新型コロナウイルス禍以前は韓国国民の半分しか海外旅行後の検疫の必要性を感じていなかったのに、今では10人中9人が必要だと考えていることが疾病庁の調査でわかった。
疾病庁は11月20~22日、1年以内に海外旅行経験のある20~59歳の男女1000人を対象にアンケートを実施した。
それによると、コロナ流入予防のために疾病庁が空港で実施した検疫措置について「効果的」と答えた人は83.7%に達し、「よくやった」と思った人は64.6%だった。
海外旅行者のうち97.8%が検疫手続きを認知していたが、コロナへの対応過程で導入された検疫情報事前入力システムは60.7%しか知らなかった。
また、コロナ前は「検疫が必要だ」という回答が51.1%に過ぎなかったが、発生後は90.2%に達し、コロナに伴う意識の変化を示した。
「そう考えた理由」については▽公共の利益70.3%▽他人に被害64.4%▽感染に対する不安解消46.1%▽当然守らなければならない原則40.7%(以上、複数回答)――の順で高かった。
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