
ソウル市が9月18日から正式運航を始める「漢江(ハンガン)バス」が公開され、市民が体験搭乗した。新しい水上交通手段でありながら観光資源としての活用も期待されている。
8月21日に実施された試験運航は汝矣島(ヨイド)―蚕室(チャムシル)間の急行便で、約100人が参加。午前10時30分に汝矣島を出発し、午前11時に蚕室へ到着、再び折り返す30分コースだった。
船内は紺色を基調に整えられ、座席は3列×3列×3列の自由席で計9席が並び、車椅子やベビーカーも通れる広い通路が確保されている。各座席には折り畳みテーブルと救命胴衣が備えられ、後方には男女別・障害者用トイレも整備された。
出発時には安全要員が救命胴衣の着用法を説明。その後、船は平均時速31kmで航行し、漢江大橋、盤浦大橋など主要ポイントを紹介しながら進んだ。
乗客は橋の下を通過するたびに写真や動画を撮影していた。京畿道から訪れた70歳の女性は「パリやベネチアの水上交通に憧れていたが、ソウルの方が快適で整備されている。外国に行かなくてもいい」と満足を語った。
運賃は片道3000ウォン(青少年1800ウォン、子ども1100ウォン)。「気候同行カード」を利用すればバスや地下鉄との乗り換え割引や月5000ウォンで無制限乗船の特典もある。出退勤時間帯は15分間隔、それ以外は30分間隔で運航する予定だ。
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