2026 年 3月 4日 (水)
ホームエンターテインメント「正規購入なのにチケットが強制キャンセルされた」…韓国の音楽イベントめぐり利用者反発、主催者側「措置を取ったのは不正購入のみ」

「正規購入なのにチケットが強制キャンセルされた」…韓国の音楽イベントめぐり利用者反発、主催者側「措置を取ったのは不正購入のみ」

『2025メロンミュージックアワード(MMA2025)』のチケットが強制キャンセルされたとする利用者の投稿=SNS「X」から(c)news1

韓国のIT大手カカオの音楽配信プラットフォーム「メロン(Melon)」が主催する『2025メロンミュージックアワード(MMA2025)』のチケットが、”不正予約”を理由に一部キャンセルされ、利用者の間で強い反発が起きている。

カカオの子会社でエンターテインメント事業を担うカカオエンターテインメントは「自社技術で不正予約を検出したチケットのみをキャンセルし、全額返金した」と主張しているが、実際にキャンセルされた利用者の一部は「正規の手段で購入したにもかかわらず、一方的にキャンセルされ、返金もない」と反発し、韓国消費者院や公正取引委員会など関係機関への通報を予告している。

SNS「X」などには「自分で予約したチケットが理由もなくキャンセルされた」という内容の投稿が相次いでいる。メロンチケットからは「異常な経路での予約試行が確認された」としてチケットをキャンセルし、アカウントを3カ月間使用停止とする案内が一方的に届いたという。

ある利用者は「カスタマーセンターに問い合わせたところ、メールで弁明するように言われたが、メールを確認してもらえる保証はなく、キャンセル撤回もできないと告げられた」と証言。別の利用者は、キャンセル案内のメッセージに「返金額:0ウォン」と表示されたキャプチャを公開した。

さらに利用者の間では、舞台に近い前方の1・2階席を「関係者向けの招待席として再配分するために一括キャンセルしたのでは」との疑念も広がっている。1階10N区域を予約していたという会社員は「マクロツールでの予約だけでなく、過度なサーバーアクセスや異常なネットワーク接続もキャンセル対象になると説明された」と述べた。1階11N区域の予約者も「知人も1階席をキャンセルされ、近辺の座席が集中的に取り消された。招待席確保のためではないかとの噂が出ている」と投稿している。

こうした被害を訴える利用者は、カカオトークのオープンチャットなどを通じて情報を共有しながら、Googleフォームで被害状況を集約し、集団での訴えに向けて動き出している。

一方、カカオエンターテインメントは利用者の主張を否定し、「メロンチケットの規約第26条に基づき、不正購入が確認された利用者に対してのみキャンセル措置を取り、全額返金した。技術的根拠もすべて揃っている」と説明した。

弁明の機会を与えていないという指摘に対しても、「顧客センターの窓口は開放されている」と反論。ただ、不正検出の仕組みや技術的基準は公開しておらず、「公表すれば悪用される恐れがあるため」として明らかにしていない。

(c)news1

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