2026 年 2月 15日 (日)
ホーム社会「株、上がってます」…「韓国総合株価指数(KOSPI)」とともに値上がる異色カフェ

「株、上がってます」…「韓国総合株価指数(KOSPI)」とともに値上がる異色カフェ

23日、ソウル・永登浦区汝矣島にあるカフェ「ヨイエド」の外壁に掲げられたKOSPI指数の表示板(c)news1

「私の株ですか? ほどよく上がっています。5500までは行くと思いますよ」。23日午前9時ごろ、ソウル市永登浦区汝矣島で会った会社員は、韓国総合株価指数(KOSPI)の上昇基調が当面続くとの見方を示した。この会社員は同僚とともに、KOSPI指数に連動したコーヒーを販売するカフェ「ヨイエド」でコーヒーを注文し、株の話題に花を咲かせていた。

KOSPI指数が22日、46年ぶりに取引時間中に5000を突破した。これを受け、指数に連動して価格が決まる「KOSPI・コーヒー」を扱う一部の個性的なカフェでは、コーヒー価格がほぼ倍に跳ね上がるという思わぬ事態が生じている。

この日、KOSPIは4984.08で取引を開始した。それに合わせ、「ヨイエド」が販売する指数連動メニュー「きょうのコーヒー」の価格も4984ウォンに設定された。

もともと「きょうのコーヒー」は、3500ウォンのアメリカーノより安い2000ウォン台が売りのメニューだった。最近のKOSPI上昇で、意図せず「高級コーヒー」に変貌した格好だ。

アルバイト店員(26)は「店は2年ほど前に開き、当初は2500~2900ウォン程度だった価格が、指数とともに少しずつ上がって今に至った」と話す。「開店当初は赤字覚悟で宣伝の意味も込めて販売していたと聞いている。今はKOSPI上昇で、これまでの損を取り戻しているのかもしれない」と笑顔を見せた。

カフェ前に掲げられた「4984」と表示されたKOSPI指数板も注目を集めた。横断歩道の信号待ちの間、表示をじっと眺めていた市民は「株をやっていれば、気分よくコーヒーを買えるのでは」と話した。

一方、同日午後2時ごろ、ソウル市江南区のカフェ「ウォークスプレッソ」では、指数に連動するコーヒーの価格を3500ウォンに抑えた。店外のガラス窓に掲げられた指数板には「3500ウォン」とともに、「自分のも上がるまで!! Circuit Break(サーキットブレーカー)」との文言が貼られていた。サーキットブレーカーは、株価が急変した際に売買を一時停止し、市場への衝撃を和らげる仕組みを指す。

かつて同店のコーヒー価格は2300ウォンまで下がったこともあった。オーナーのイ・ヨンヒョン氏は「2012年の開店イベント時、指数が1950台だったので、2000に届くまでは2000ウォンで始めようと考えたが、2~3年は2000を超えなかった。それが店の個性になった」と振り返る。

しかし約1カ月前、KOSPIが4000台前半に達し、コーヒー価格も倍近くに上昇した。オーナーは「みんなで楽しもうと始めた企画なのに、そのまま全額を反映すると、飲む側が楽しめなくなる」と語り、サーキットブレーカーを発動させた理由を明かした。

(c)news1

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