
新居で以前、夫が元彼女と同棲していたことを知った韓国の新婚の女性が激怒しているというエピソードが、ヤン・ナレ弁護士のYouTubeチャンネルで紹介された。
怒り心頭なのは新婚4カ月になる30代前半の女性。夫から「引っ越し費用も節約できるから」と一人で住んでいた部屋を新居として勧められ、疑問を持たず承諾した。
しかし、夫の大学時代の友人3人を家に招いた際、台所で料理をしていた女性は、友人たちの会話からこの家で夫と元恋人がかつて同棲していたことを知ってしまう。
夫は不用意な発言をした友人をしかりつけていたが、女性は平静を装った。そして友人たちが帰宅した後、夫を問い詰めた。
夫は「元カノの部屋の契約が切れた際に行き場がなく、7カ月だけ一緒に住んでいた」と説明。「結婚を約束した関係ではなかったし、過去の話だ。家には何の痕跡も残っていない」としつつ、「君が望むなら引っ越しする」と頭を下げ続けた。
女性は「それでも怒りが収まらず、裏切られた気持ちがぬぐえない。感情が冷めてしまった」と述べ、「こんなことで夫への気持ちが冷めるのは私のわがままだろうか? 結婚生活をうまくやっていけるのだろうか」と悩みを語った。
この相談に対し、ヤン・ナレ弁護士は「私も同じ立場なら怒っただろう。だが、夫は誠意をもって説明し、引っ越しという現実的な代替案も提示している。許してあげてはどうか」といさめた。
また「人は過去の経験を通じて今の自分になっている。妻もその点を理解してほしい。それだけで夫を嫌うのはあまりに酷だ」とも付け加えた。
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