2024 年 5月 22日 (水)
ホーム社会「売上高50%増なのに巨額の赤字?」…合併に足を引っ張られた韓国企業

「売上高50%増なのに巨額の赤字?」…合併に足を引っ張られた韓国企業

(c)MONEYTODAY

合併で規模を拡大してきた韓国の企業が昨年、大規模な損失を出したことがわかった。合併の過程で発生した会計上の営業権資産が、当初期待しただけの価値を生み出せず、これを処理する過程で減少した資産価値が損失として反映されたためだ。

金融監督院によると、カカオエンターテインメントは昨年の連結財務諸表基準の売り上げが1兆8648億ウォン(1ウォン=約0.1円)で前年(1兆2469億ウォン)比49.55%増えたが、営業利益はマイナス138億ウォンで前年296億ウォンの黒字から赤字に転じた。純損失は6298億ウォンで前年(+298億ウォン)の黒字から大規模な赤字に転じた。

企業の合併過程で純資産価値より多くの代価(買収金額)を払った場合、「純資産価値と買収金額の差」は営業権と認識され、当期損益に反映しなければならない。

カカオエンターテインメントの営業権損傷差損は6677億ウォンに達した。このうちカカオが100%持ち分を保有した北米初のウェブトゥーンプラットフォーム企業「タパス(Tapas)エンターテインメント」関連の損傷差損だけで5453億ウォンに達したことが大きかった。

そのほか、音源コンテンツ「Melon(メロン)」でも707億ウォン、クリエイター集団「クルライン」でも185億ウォンの損傷差損が発生した。

また、宿泊・旅行・余暇などプラットフォーム「ヤノルジャ」も昨年、連結財務諸表では売り上げが6045億ウォン、営業利益が61億ウォンだったが、純損失は1209億ウォンに上った。

昨年買収した「インターパーク」関連の損傷差損だけでも909億ウォンになった上、やはり昨年買収したAI(人工知能)企業「テイブル」関連の損傷差損も255億ウォンに達した影響だった。

ただ、今後の実績が改善すれば、企業の資産効率性は大きくなるというのが会社側の説明だ。カカオエンターテインメント関係者は「タパス、メロンなどの無形資産の損傷差損幅が大きくなったが、実績改善などの効果が速やかに会社全体の実績に反映されるだろう」と述べた。

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