2024 年 12月 9日 (月)
ホーム政治「塾はしご」の代わりに「学童」…韓国・新小1生の保護者83.6%「参加望む」

「塾はしご」の代わりに「学童」…韓国・新小1生の保護者83.6%「参加望む」

イ・ジュホ副首相兼教育相(c)news1

韓国で正規の授業が終わった小学1年の児童に2時間の教育プログラムを提供する「ヌルボム学校」の運営が始まる。まだ、人員やスペースの確保という問題が残っているが、共稼ぎの保護者たちの育児パートナーとして定着するか注目される。ヌルボムは「常春」を意味する韓国語。

教育省が5日に発表した計画によると、1学期に約2700の小学校でヌルボム学校の運営をスタートし、2学期には約6100校の全小学校に拡大する。来年には2年生にも広げ、2026年には全小学生が対象となる。

小学1年については午後1~2時に授業が終了後、2時間にわたってプログラムを用意。保護者の需要が高い芸術・体育、社会・情緒プログラムを中心に提供する。

教育省は、地方自治体や大学、韓国野球委員会や大韓サッカー協会などとも協力し、さまざまなプログラムを実施していく。

また、こうしたプログラムが終わった後も希望すれば午後8時まで学校にとどまることができる「夕方ヌルボム」の利用が可能。利用者には夕食代を全額支援する。

(c)news1

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