韓国疾病管理庁はこのほど、共同宿泊施設などで南京虫(トコジラミ)による被害事例が発生したことを受けて関係省庁会議を開催し、衛生管理の強化や防除方法の周知で南京虫ががこれ以上広がらないよう協力を求めた。
南京虫は感染症を媒介しないため、感染症の予防や管理に関する法律の管理対象になっていない。しかし、血を吸い、かゆみや二次的な皮膚感染症を誘発する害虫だ。
疾病庁は南京虫への不安感を解消し、発見時に対応できるよう情報をホームページに掲載した。
また、今月1日から空港出国場と海外感染症申告センターで英国、フランスなど発生国の出入国者と該当国から貨物を輸入する企業を対象に害虫の予防規則を積極広報している。流入を遮断する検疫所の救済業務も強化する。
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