2024 年 7月 27日 (土)
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「北朝鮮、日本海上に弾道ミサイル発射」…米原子力空母入港に反発か

ソウル市龍山区の戦争記念館©news1

北朝鮮が空母が参加する米韓合同海上演習を控え、弾道ミサイルの挑発を再開した。

韓国軍合同参謀本部は25日午前6時58分ごろ、国防省担当記者に送った携帯メールで、「北朝鮮が日本海上に未詳の弾道ミサイルを発射した」と明らかにした。

軍当局は北朝鮮がこの日発射した弾道ミサイルの数と飛行距離・最高高度など正確な諸元を分析中だ。

軍当局は北朝鮮が咸鏡南道新浦一帯で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射を準備する動向を把握し、警戒・監視態勢を維持してきた。ただ、北朝鮮が同日発射したミサイルは、内陸から発射されたという。

北朝鮮の弾道ミサイル発射は、今年23回目の武力示威だ。 国連安全保障理事会決議違反に当たる弾道ミサイル発射では、6月5日の短距離弾道ミサイル8発を大量発射して以来、約3カ月半ぶりだ。

これで北朝鮮は今年に入って弾道ミサイルを17回、巡航ミサイルを2回発射した。今年、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領政権発足後は同日まで、弾道ミサイル4回、巡航ミサイル1回、放射砲(多連装ロケット)3回などを発射した。

北朝鮮の弾道ミサイル発射は最近、米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が韓国海軍との合同訓練、北朝鮮に対する拡張抑制強化のため釜山に入港したこととも無関係ではないという観測が出ている。

ロナルド・レーガンなど3隻で構成された米空母打撃群は今月23日、釜山作戦基地に入港し、月末に韓国海軍と連合海上訓練を実施する予定だ。

韓国海軍と米海軍の空母が朝鮮半島周辺の海上での合同訓練は、北朝鮮の核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射が相次いだ2017年11月以来。

レーガンなどの空母は、北朝鮮が敏感に反応する米軍戦略資産だ。

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