韓国の作曲家ユ・ジェファンに作曲料を払っても楽曲を提供されなかったという被害者が100人余りに達するという疑惑が浮上した。ユ・ジェファンは1曲当たり130万ウォン(1ウォン=約0.11円)の作曲料を受け取っているとされ、単純計算すれば被害額は数億ウォンに上る可能性がある。
記者出身のユーチューバー、イ・ジンホが7日、ユーチューブを通じて、ユ・ジェファンの詐欺被害を訴える芸能企画会社代表のヘンドとのインタビューを公開した。
ヘンドはユ・ジェファンに作曲料130万ウォンを支払ったが、まだ曲を受け取っていないとし「被害者グループのチャットルームには私以外に90人余りが集まっている。被害者は合計すれば100人を超える」と伝えた。
また「ミニアルバムやフルアルバム、レッスンなど請け負う仕事によって料金はまちまちだが、1000万ウォンを超える被害者もいる。被害総額は1億ウォンを超える」と指摘。「ユ・ジェファンは被害者らに分割返済を約束した」と明らかにした。
ヘンドは「ユ・ジェファンが破産申請をして債務を帳消しにしようとするのではないか」と推測したうえ「彼はこのことを暴露したら法的措置を取ると宣言した」と打ち明けた。
この疑惑は先月26日、被害者の1人が2022年にユ・ジェファンに作曲料や食費など153万ウォンを渡したが、2年間曲を受け取れずにいると暴露して発覚した。
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