2024 年 12月 9日 (月)
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「マスクは絶対取りたくない」…マスクめぐる10代の事情

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「マスクを脱ぐのはパンツを脱ぐのと同じ」「マスクを外したくなくて、給食もあきらめる」――マスクを外したがらない10代の事情が明らかになった。

高校生のためのニュースコミュニティYouTubeチャンネル「ハイニティ(HIGH NITY)」は1、8両日、青少年のマスクに対する考えを語る映像を掲載した。登場した4人の男女高校生たちは、経験談を通じ、本人や友人の率直な考えを打ち明けた。

10代がマスクをうまく外せない理由は「外見評価」に対する部分が大きかった。学生らは「目だけ見ればきれいで、ハンサムに見える人が多い」として「外見評価に対する基準が以前より上がったようだ」と話した。同時に、マスクを外した場合に「思ったのとイメージが違う」といわれるなど、言葉によって傷つくケースがあるという。

ある男子学生は「マスクを外すいたずらをする友達もいる。でも、マスクを外された女子学生が化粧をしていなかったりすれば、失礼だと思う。マスクを脱ぐのはパンツを脱ぐのと同じだと話す友人も多い」と指摘した。

女子学生の中には、マスクを外すことを極度に嫌がり、給食を食べない人も多くいるという。話だけをして食べなかったり、マスクの下で少しだけ食べ物を口にする友達もいると話した。

実際、新型コロナウイルス感染拡大を経て「マギ師(マスク+詐欺師)」、「マヘジャ(マスク+被害者)」という新造語が生まれるほど、マスクをして脱いだ時と実際のギャップが語られることが多い。

思春期であり、外見に敏感な時期にある10代は、マスクを突然、外すことへの恐怖が大きくならざるを得ない状況にあるようだ。

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