
家族と行ったウォーターパークで上半身裸で遊んでいたら退場を命じられたという韓国の30代男性のエピソードが14日放送のJTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。男性は「ビキニは許可されるのに、なぜ自分だけダメなのか」と訴えている。
男性は、猛暑のため水着のパンツだけを着用し、上半身には何も着ていなかった。すると保安要員が近づいてきて険しい表情で「上を着てください」と警告。男性が「上着は持ってきていない」と答えると「それなら退場してください」と命じられた。
不満に思った男性がビキニを着用した女性を指さし「彼女がOKなのに、なぜ私はダメなのか」と尋ねると、保安要員は「ビキニは上半身裸とは見なされない」と説明した。結局、男性は払い戻しを受け、プールを出たという。
男性は「公式サイトで水着の着用を推奨してはいたが、Tシャツや短パンも許可されていると明記されていた。入場の際にも上半身裸では利用不可という案内はなかった」と主張。「いろんなプールに通っているが、上半身裸が禁止だったことは一度もない。案内があればこんなことにはならなかった」と語った。
番組のヤン・ジヨル弁護士は「最近はラッシュガードのような長袖・長ズボンのスポーツウェアが一般的とは聞くが、ビキニが許容されているならラッシュガードが絶対というわけでもないだろう。男性が保安要員の不興を買うような別の理由があったのではないか」との見解を示した。
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