2025 年 8月 14日 (木)
ホーム社会「ティッシュ混入?」クレームで半額…韓国・焼肉店主が語る“納得いかない”トラブルの真相

「ティッシュ混入?」クレームで半額…韓国・焼肉店主が語る“納得いかない”トラブルの真相

(c)news1

韓国・京畿道(キョンギド)の焼肉店で、料理に異物が混入していたという理由で客が飲食代の半額しか払わず立ち去るトラブルがあった。50代の男性店主が7月30日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で経緯を明かし、「納得いかない」と述べた。

数日前、男女3人組が夕食時に来店。焼肉10人前と酒10本を平らげた。会計時。そのうち男性が「玉ねぎの酢漬けにティッシュのようなものが入っている」とクレームをつけた。タマネギの水分を吸収するため使用したキッチンペーパーが一緒に盛り付けられてしまったのだ。

店主は謝罪し「タマネギの保管時に使ったキッチンペーパーが混ざってしまったようだ」と説明。おわびとして何かサービスすると提案した。

ところが女性客が「サービスは結構です。すぐにお会計します。私も飲食業をしていてタマネギをキッチンペーパーで保存するのは知っている。私の店ならこんな場合は食事代を全額返金する」と主張した。

さらに女性は「最近レビューもいいみたいですね」と意味ありげな言葉を口にし、会計が20万ウォン(約2万1400円)だと聞くと「半額の10万ウォン(約1万700円)だけ払います」と言い残して立ち去った。

店主は「いくら考えても納得がいかない。本当に半額にするほどの大きなミスだったのか」と悔しさをにじませた。

心理学者のパク・サンヒ教授は「事情を説明しており理解も可能。サービスで十分だったはずだ」と述べた。一方、ソン・スホ弁護士は「重大な異物混入ではないが、消費者側が状況をどう受け止めて対応するかが問題となるケースだ」と指摘した。

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