
ソウル市・汝矣島(ヨイド)の空に浮かぶ熱気球型展望アトラクション「ソウルの月」が、2024年8月の運営開始からちょうど1年を迎え、累計搭乗者数が5万人を突破した。ソウル市はこれを記念し、8月22日から2週間にわたり記念イベントを開催すると発表した。
「ソウルの月」は、ソウルの都心と漢江(ハンガン)の夜景を一望できる係留式のガス気球で、最大高度は地上130メートル。開業以来、これまでに5400回以上の安全運行を記録し、事故は一度もなかったという。
ソウル観光財団によれば、累計5万人の搭乗者のうち、内訳は韓国人が68.7%、外国人が31.3%だった。特に2025年4月から世界のオンライン旅行代理店(OTA)を通じた予約サービスを開始したことで、外国人利用者の割合は月平均約40%まで上昇し、前年比で16ポイントも増加した。
最多搭乗者数を記録した時期は、天候が穏やかな9〜10月の午後6時台であったという。
記念イベントは8月22~31日の金・土・日曜日に開催され、フォトスポット、クイズ大会、キャッチボール体験など、誰でも参加できる市民向けプログラムが用意されている。
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