
韓国コンビニ“ビッグ2”のCUとGS25が不景気・物価高時代の実績防御にやっきだ。弁当・デザート・酒類など特化商品を生存戦略として掲げ、自主競争力を確保したという評価もある。
CUを運営するBGFリテールは、今年第3四半期の連結基準で915億ウォンの営業利益を記録した。昨年同期に比べて31.7%増加した数値だ。売上高は11.9%増の2兆557億ウォンとなった。
コンビニ全般的に夏のピークシーズンの流動人口増加で全地域店舗で好実績を見せた。また、各コンビニ別差別化新商品とプロモーションも好評を得たものと分析される。
コンビニ各社別に見ると、CUは家庭簡便食(HMR)・デザート類で収益性を得た。高物価時代のランチフレーション(ランチ+インフレーション)現象でコンビニ弁当に財布を開ける消費者が増えているからだ。
簡便食商品群も拡大している。第3四半期に累計HMR新商品166種を発売し、第4四半期にも約60種を発売する予定だ。また、ヒット商品の開発や発売を通じて差別化された競争力を強化する方針だ。自社アプリケーション「ポケットCU」にHMR専用館「手軽な一食」を新設するなど、家庭食および昼食弁当の需要を取り込んでいる。
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